年末年始は2016年の目標などをたててこの一年にやりたいことなどを考えていました。2015年は出来ることはなんでもやってみるというどちらかといえば無計画な活動でした。思わぬ成果や発見もありましたが、自分はどこに向かい何をしたいのかという考えもないままただ迷路の中をさまようような一年でした。
素材イラストだけでなくオリジナルイラストも
僕はイラストで稼ごうと思いたってから、ここ数年はイラスト素材制作を主にやってきました。ストックフォトでの素材イラストの販売からはじまり、フリー素材ダウンロードサイトが出てきてからはそちらにも素材を提供してきました。素材イラストはこれからも高い需要があると思うので今年もしっかり取り組んでたくさんの人に使ってもらえる素材開発をしていきたいと考えています。
今年最も力を入れて取り組みたいのが「オリジナルグッズ販売」です。イラストレーターとしてオリジナルグッズを作るとなると、自分のイラストをプリントした商品を販売することになるのでまずはオリジナルイラストを描かなければなりません。素材イラストでは、汎用性を重視してきたのであまりクセのあるイラストを描いてきませんでしたが、オリジナルイラストは逆にどれだけクセのあるイラストを描けるかがポイントになってきます。
イラスト描きますので仕事くださいといっても実際にどんなものが描けるのかがアピールできなければならないので、今年は自分の世界観を表現したイラスト制作にももっと時間を割かなければならないと考えています。これはイラストレーターとして独り立ちするためにもしっかりと取り組まなければならないものです。
副業イラストレーターの悩み
僕は副業イラストレーターとして、文字どおり本業以外の時間を使ってイラストを描いています。本業の就業時間は通勤も含めると約12時間なので、一日の半分を持っていかれます。残りの半分は食事、風呂・就寝など生活に必要なことをして残りの時間をイラスト制作にあてています。
平日であればイラスト制作に大体3~4時間程度、休みの日であれば5~10時間ほど確保できます。イラスト制作は時間がかかるもので、特に僕はイラストLaterなので締切がなければダラダラ何時間もかけてしまいます。素材イラストならばあまり手間はかかりませんが、今年はオリジナルイラスト制作もやっていく上にクラウドソーシングや公募などのコンペ参加もやっていくので、とにかく時間を惜しんでパソコンに向かう一年になりそうです。
まとめ
年末年始はWebで気になる作家さんのインタビューや対談記事などをよく読みましたが、共通していたことは皆〝とにかく描く!〟ということでした。考えてみればどんな職種でもそれで食っていこうと思えば、おのずとそこにかける時間が多くなるのは当然のことです。片手間でやっていてなんとかなるような甘いものではありません。とはいっても本業がある以上そちらも疎かにはできませんので悩ましいところではありますが、2016年はとにかく真剣にイラスト制作に取り組む一年にしていきます。
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