Adobe Illustratorについて

ランバ・ラル専用ザク

僕は広告デザイン関係の仕事に20年ほど携わっています。子供の頃から絵を描いてお金をもらえる仕事に就きたいと思っていて漫画家を目指していましたが挫折し、絵が描けそうなこの仕事を選びました。イラストは最初のうちは手描きしていましたが、現在イラストは、ほぼアドビのイラストレーターでマウスを使って描いています。そんな僕の商売道具でもあるイラレとの出会いを振り返ってみます。

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とにかくイラストの描ける仕事がしたかった

僕は小さい頃から漫画家になりたいと思っていましたが、社会に出るにあたり取り敢えず就職しなければならないということで広告制作の仕事を選びました。この仕事を選んだ理由は、なんとなく“絵が描けそう”な業種だったからです。

実際、広告を制作する中でイラストが必要になった場合には、積極的に自分でイラストを描いていました。今でこそ商業利用可の無料イラスト素材が簡単に手に入りますが、当時は結構高額な料金でイラストを買うかイラストレーターさんに描いてもらうという感じだったので、例えば、ここに大根のカットが欲しいなんて場合には、自分で描いた方が早いしお金もかかりませんので、ちょこちょこ描いていました。

当初は紙にペンで手描していましたが、広告制作でイラストを使うには、スキャンしてパソコンに取り込まなければならず点数が多い場合など大変だったのと、修正があればまた一から描き直さねばならないので、それならいっそのこと制作レイアウト用に使っていたAdobe社のIllustrator5.0Jで描いてしまえということで試行錯誤の上、イラレでイラストを描くようになりました。このあたりの経緯をまとめた記事はこちらです。

Adobe Illustratorとの格闘の歴史を語ろうか
僕はイラストのほとんどというかすべてをAdobe社のIllustratorというソフトで描いています。このソフトはあえて紹介しなくてもいいほどベクタードロー系ソフトの代表格ですが、僕とIllustratorとの出会いは今から20年ほど前にさかのぼります。 Adobe Ilustratorとの出会い...

インターネットでイラストを売る

そんなことを10年ほど続けていたら、広告用に描いたイラストカットもいつの間にか数百点ほど溜まっていました。ちょうどインターネットも普及してデジタルイラストの需要も高まってきたので、自分の描いたイラストをハードディスクの肥やしにしておくのももったいないと思い、ストックフォトサービスを使い売ることにしました。

最初は自分の描いたイラストが売れるのかどうか不安でしたが、思っていた以上に売れて多くの方に使ってもらえたことが自信に繋がり、イラストで稼いでみようと思うきっかけとなりました。

Adobe Illustratorにこだわる理由

イラレとは20年前に出会って以来、今だに広告制作の仕事で毎日使っています。初めてイラレを知った時に「ソフト名からしてイラストを描くためのソフトだろう」と認識したので、意地になってパスとベジェをマウスでこねくり回してイラストを描いてきました。

当時は、デジタルイラストを描くならペインターというソフトにワコムのペンタブレットというのが主流でしたが、僕は漫画家志望だったので線と面で表現するインクペン描きに近いドローイング系ソフトとの相性も良かったのでしょう。なんだかんだでIllustratorでマウスを使いイラストを描くというスタイルで20年間やってきました。

Adobe Illustratorもバージョンを経ていくごとに色々な機能が付き、かなりイラストを描けるソフトになりましたが、パスとベジェで面を描画するというシンプルな部分がこのソフトのコアであり、20年間ずっと変わらない部分でもあるので、長く使い続けることができているのだと思います。最初の頃は、ペンで描く感覚とマウスで描く感覚がシンクロせずに自分の描きたい表現ができず苦労しましたが、最近では頭のイメージをイラレでもなんとか表現できるようになってきました。

まとめ

イラストレーターはマスコットキャラクターのようなシンプルなものから、しっかり書き込んだ複雑なイラストまで、アイデアとテクニック次第で幅広く表現することのできるとても面白いソフトです。僕は20年間ほぼ毎日このソフトを触っていますが、まだまだ自分が思うレベルには到達できていません。漫画家が一本のペンから壮大な物語や絵を描き出すように僕もこのソフトで世界を自由自在に描くことができるようになれたらと考えています。

 

by カエレバ

 

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