新しい年を迎えましたので副業イラストレーターの活動の2016年の振り返りとともに、僕の今年の展望などについて書こうと思います。
副業イラストレータとしての活動一覧
ストックフォト
ストックフォトとは、自分が撮った写真やイラスト、動画素材をアップしてその素材を使いたい人がお金を払いダウンロードして使うサービスです。支払われた金額からサイト側の手数料などが引かれた分がクリエイターに支払われます。販売単価自体が低いので一点DLされた時に入ってくる金額は少ないですが、ランニングコストもなく素材をアップした後は基本的に放置しておくだけです。僕が素材投稿しているサイトは以下の4つです。
・Fotolia
・PIXTA
・Photolibrary
・Paylessimages
4つのサイトでの売上は昨年から微増の23,640円でした。全体的に大きな変動はありませんでしたが、Pixtaがコンスタントにダウンロードされていました。それもあって2016年後半はPixtaには積極的に素材投稿をしていましたが、2017年もこの4サイトには継続して素材投稿をしていきます。
無料イラスト素材ダウンロードサイト
無料イラストダウンロードサイトに関しては、年間で90,000円ほどの売上ですが、ほとんどがイラストACでの売上となっています。現状ではこのジャンルのシェアはイラストACがほぼ握ってしまった感はありますが、これから海外シェアへの対応などしていくサイトが出てこれば状況は変わるかもしれません。
クラウドソーシングサイト
今年はランサーズで月5本の提案で1本の受注を目標にしていましたが、思うように提案ができず月2本出来るかできないかといった感じでした。結局1本も受注が出来ませんでした。ただ提案した案件が数件キャンセルになって参加報酬として数百円稼げました。
ココナラでは月ごとに受注の波がありましたが、年間で49,620円稼ぐことができました。ランサーズは一つの案件に数十人が提案してそこから選ばれなければ受注できませんが、ココナラでは自分の出品したサービスに関心を持ってくれた人からダイレクトに依頼が来るシステムなので、あまり提案物の制作に時間の割けない現状でのランサーズの活動は、ココナラのようにサービス出品をして依頼を貰う形にシフトした方がいいのかと思っています。
グッズ販売
昨年はTシャツデザインに力を入れて商品も増やしたこともあり、Tシャツ販売数が延びました。とはいっても年間で11枚程度の販売数だったので、今年はもうちょっと売れるように新作デザインをふやしていきます。
余談ですが、今年嬉しかったのは、Tシャツトリニティで販売している僕の商品「猛虎ダルマ」Tシャツがテレビドラマの小道具として使用されたことです。自分の頭の中にしかなかったものが具体的な形になり、それをどこかで誰かが見てくれて思わぬことに繋がり、人の役に立つということを実感することができた一件でした。
ブログでの収益
約2年前に開設したこのブログも大切な収益源のひとつですが、それほどPVも無いのでアドセンス収入は雀の涙ほどです。それでも2016年11月に初めて収益を受け取ることができました。
どちらかといえば、自分のイラストを多くの人に見てもらい、そこから何かの仕事に繋げていければと考えて運営しているブログですが、多くの人に見てもらうこと=PVを上げることでありPVが上がれば収益も自動的に上がるはずなので、今年は積極的にブログの更新をしていこうと思います。
2017年の展望
2016年のイラストレーターの活動ではトータルで約18万円ぐらいの稼ぎがありました。今のところ副業としてやっているのでこの程度での稼ぎでも生きていくことはできますが、これが本業なら死活問題です。
2016年は2015年の活動を継続しながらどう膨らませていくかということをテーマに取り組んでいましたが、あまり思うようにいかなかったこととローリスクのことだけをやっていては高いリターンを見込めないということも感じました。
フリーランスとして生きていくためには誰かや何かに依存するのではなく、自分自身で仕事を作り出す努力も必要です。今年は、既存のことにも取り組みつついくつか構想を持っている新しい自分自身のプラットフォームを作るための努力もしていこうと考えています。
まとめ
2016年はどちらかというと、大きなラッキーも大きな不幸も無い割に小さな波が多く、細かい乱高下がくり返し襲って来るようなイメージでした。そんな中で“何か”を変えるために転職活動をしたり、筋トレを始めてみたりしました。
年が明けてからは、いろいろと良いこともあり今年は何か運を掴めそうな予感がしています。うっすらと割れはじめた僕の腹筋がくっきりとする頃には何かが変わっていることを願いつつ今年も頑張ります。
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