イラスト制作が捗るヘヴィメタル5選

メタルおやじヘヴィメタ

メタルおやじ

僕はいろいろな音楽を聴きますが、最もよく聴くジャンルは〝ヘヴィメタル〟です。十代の頃から聴き始めてもうかれこれ30年になります。イラストを描くときには必ずといっていいほどイヤホンで大音量のヘヴィメタを聴いています。格好良く言うならば、僕の描くイラストはヘヴィメタルで作られていると言っても過言ではありません。

ヘヴィメタルの主役は『ギター』だ!

これはあくまで僕の持論ですが、ヘヴィメタルの主役はギターです。ギンギンに歪ませたギターのリフとチョーキングなくしてヘヴィメタルは成立しません。かといって、他のパートはどうでもいいのかといえばそうではありません。

ギターを主軸にして、ドラムやベースが低温部を下支えすることによって重厚なサウンドを形成し、そこにヴォーカルが乗るわけですが、通常、バンドではヴォーカルが主役であり花形ですが、ヘヴィメタルの世界ではギターこそが主役です。なのでヘヴィメタルではギターに負けない存在感を放つことがヴォーカルの至上命題になります。この歪んだ構造がヘヴィメタルの奥深さではないかと僕は思っています。

僕はどんなに有名なヘヴィメタバンドであろうとも、ギターが主役になっていないバンドは魅力を感じません。今回ご紹介する5つのバンドは、僕がイラスト制作時によく聴いているものの中から厳選したものです。

①Machine Head

アメリカのヘヴィメタルバンドマシーン・ヘッドは、重厚なギターを中心にしたパワフルなバンドです。ギターにも負けていないマッチョなボーカルも格好良く、どの曲を聴いても僕のツボにはまるバンドです。

②Bloodshot Dawn

イギリスのエクストリームメタルバンドブラッドショットドーンは、非常にテクニカルでありながら緻密に作り上げられた曲で、若手バンドらしい活きの良さがポイントです。

③MESHUGGAH

北欧メタルのメッカスウェーデンのエクストリームメタルバンドメシュガーは、Djent(ジェント)と呼ばれる一大ムーブメントを作りだした多弦ギターから繰り出される変態的なリフがトランス感を醸し出しています。僕はこのバンドのサウンドを「神の音楽」と位置づけて崇めています。

④SUISIDE SILENCE

アメリカのメタルバンドスーサイド・サイレンスは、なかなかパンチの効いたデスコアバンドです。独特にチューニングされたギターの音色もいいです。動画の初代ボーカルMitch Luckerは2012年にバイク事故で他界してしまい、現在はHernan”Eddie”Hermidaがボーカルとなっております。動画は流血シーン盛りだくさんなので視聴はお気をつけください。

⑤Pantera

今回の企画にあまり有名どころは出さないでおこうと考えていましたが、メタルギターを語る上でこのバンドは避けて通れません。パンテラはアメリカのヘヴィメタルバンドで、最近のメタルシーンの起点となったバンドです。あまりにも熱狂的なファンが多く、それが仇となってメンバーが射殺されてしまいバンドは消滅してしまいました。強烈な個性を放つ音楽は唯一無二でとにかく格好いいサウンドです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?なんとなく「ヘヴィメタルの主役はギター」の意味がわかっていただけたでしょうか。これはあくまで僕の考えなので、他のメタラーの方は違う見解かもしれません。

関心の無い方にはヘヴィメタルというとただうるさいだけのジャンルと思われているかもしれません。僕にとってヘヴィメタルは、ジャズやクラシック音楽のような〝鑑賞〟する音楽です。若い頃はヘッドバンキングしながら聴いていましたが、おっさんの今ではヒーリング音楽を聴いているかのような感じで聞きながらイラストを描いています。

ちなみに僕はこの30年間一回もヘヴィメタルのライブやフェスに行ったことのない「丘メタラー」です。

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