Adobe Illustratorでイラストを描くときにやっていること②

Adobe Illustrator

人物イラストで〝目〟は重要な要素です。Adobe Illustratorで目をどのように描くかはあまり解説されていないようなので、僕なりに試行錯誤しながらたどりついたイラストレーターでの目の描き方をご紹介します。イラストタッチに関係なく応用ができるやり方なので参考にしていただければと思います。

アドビ イラストレーターでの目の描き方手順

①目の形を描く

人物イラストを描く際に目から描く場合や輪郭から描く場合など人によってさまざまだと思います。僕は特に決めていませんが、顔の向きを決めてから目を描くことが多いです。正面であれば片目を描いてから反転コピーすることができますが、斜め向きなどの場合には角度によって目の大きさも変わりますので、バランスを見ながら目の輪郭と眉毛をセットで描きます。

②瞳を描く

次に瞳を描きます。瞳の構成要素は単純にいえば角膜と瞳孔の同心円で表現できるので簡単ですが、球体なので斜めから見た場合の歪み方や光の反射の仕方、影の付き方などを意識して描きます。一番個性の出る部分でもあるので大きさやバランスなど自分のタッチに合わせて調節してみてください。

③白目になる部分を作る

単純に白ベタのオブジェクトを作り目のパーツ群の一番下に配置します。

④目の輪郭でマスクする

①で描いた目の輪郭で瞳と白目をマスクします。この時点で左右の目の大きさや傾きなどのバランス調整をしてしまいます。

⑤睫毛や二重などを描き込んで完成

僕は睫毛部分を描くときにはマスクしている輪郭線をコピー&同位置ペーストして線幅設定後アウトライン化して調整しています。

以上で完成です。

まとめ

僕のイラストで目を描くときは人であれ動物であれ必ずこのやり方をしています。この描き方のメリットはパーツごとの調整がしやすいことと瞳の位置調整がしやすいことです。瞳を調整するだけで喜怒哀楽の表情変化も付けやすくなります。

このやり方をベースにしてギャグマンガ風や少女漫画風、リアルタッチなど応用もできますので自分の描きたいイラストタッチの目の描き方を追求してみてください。

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