国内最大のメタルフェス「LOUD PARK 17」が開催されます。今年もさいたまスーパーアリーナにて10月14日(土)・15日(日)の2デイズで開催される予定です。第一弾ラインナップとヘッドライナーが発表になりましたので、出演予定のアーティストのMVをピックアップしてご紹介します。
『ラウドパーク17』第一弾ラインナップ特集
Beyond The Black – In The Shadows
2014年デビューのドイツの新星シンフォニックメタルバンドBeyond The Blackはジェニファー嬢の優しい歌声とオーソドックスなフォークサウンドが人気のバンドです。これ系のバンドはヨーロッパでは人気でも来日することはあまりないので、今回はシンフォニックメタルの持つ独特の世界観に触れる良い機会だと思います。
OVERKILL – Shine On
デビュー間もないバンドの次は活動歴30年以上のベテラン勢です。OVER KILLと聞くと80年代のスラッシュブームの頃によく聴いていましたが、アンスラックスやスレイヤーの影に隠れた地味な存在というイメージでした。紆余曲折を経ながらも活動を続けているサウンドからは、いぶし銀の味わいが滲み出ています。
Cradle Of Filth – The Death of Love
イギリスの元祖ゴシックヴィジュアル系バンドCradle Of Filthは今回がラウパ初参戦だそうです。重々しいサウンドとホラー感満載のがっちりと作り込まれた彼らの芸風を思う存分堪能できるチャンスです。
Apocalyptica – Battery
Apocalypticaは4人編成のチェロ奏者でメタルを演奏するチェロ・メタルというジャンルを確立したフィンランドのバンドです。こんな人達が出てきて人気を博するというところに北欧メタルの層の厚さとポテンシャルの高さを感じずにはいられません。日本で言うなら三味線メタルみたいなものでしょうか。
OPETH – Era
北欧からはプログレッシブ・メタルの雄OpethがLOUD PARK 06以来の再参戦です。激しさはないものの安定したテクニックとグルーヴ感は必見です。
LOUDNESS – Slaughter House
日本からはLOUDNESSとANTHEMがエントリーしています。こちらも80年代に学生だったおっさんメタラーが喜びそうなラインナップではありますが、若い人たちにも是非聴いてほしい日本を代表するメタルバンドです。
Alice Cooper – School’s Out
Alice Cooperは御年69歳にして今なお現役というメタル界のレジェンド級の重鎮です。日本では沢田研二や五木ひろしと同級生の御大がラウパのステージでどのようなパフォーマンスを見せるのか楽しみですね。
まとめ
第一弾ラインナップは他にも、DEVIN TOWNSEND PROJECTや陽気で極悪なメキシカンメタルバンドBRUJERIA、SABATON、WINGERなどが参戦予定となっておりヘッドライナーはMICHAEL SCHENKER FESTとなっております。
取り敢えず第一弾のラインナップを見渡してみると、高齢化社会を意識しているのかちょっとおっさん寄りすぎで大丈夫なのこれ?という印象です。まだまだこれから随時発表されるので新鮮な生きのいいバンドのラインナップを楽しみに待ちましょう。
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