アラフィフのおっさんが筋トレを3ヶ月やって感じたこと

アイデア&ヒント

ふとしたことから始めた筋トレも3ヶ月が経ちました。ジムに通って機械を使うような本格的なものではなく、ネットで調べた我流のいわゆる“自重トレーニング”なので人様に見せられるようなモリモリマッチョにはなっていませんが、なんとなく体つきは変化してきました。今回はアラフォーのおじさんが筋トレを通して気付いたことをつらつら書いてみます。

筋トレを始めたきっかけ

僕が筋トレを始めた日は2016年9月23日でした。公私ともに色々な問題を抱えていた僕は何かを変えたいと思っていました。40代のサラリーマンが抱える問題は20代のそれとは違い、意外にヘビーでちょっとやそっとじゃ解決できないようなものがほとんどです。

とはいえ、自分の人生ですから自分が立ち向かわないと誰もそれを解決してくれない訳で、僕は途方に暮れていました。そんな中でちょっと大きな出来事が起こりました。人にとっては大したことではないかもしれませんが、僕にとってはかなりのダメージを受ける出来事でした。

僕の大好きな映画「フォレスト・ガンプ」では、ある出来事をきっかけとしてフォレストが走り出します。そして何日も何年もかけてアメリカを何往復も横断します。その理由は「ただ走りたかったから」でした。

僕が筋トレを始めた直接的な理由も同じようなものでしたが、今思えばいろんな問題に立ち向かうにあたってあまりにも非力な自分を変えたかったのでしょう。

僕の筋トレメニュー

筋トレを始めるにあたり、まずはネットでいろいろ調べてみました。昔であればジムに通わなければ教えてもらえないようなトレーニング法やノウハウは今やネットで無料で手に入る時代なので、取り敢えずは片っ端からブログを読み漁り、Youtubeで効果的なワークアウト動画を見まくりました。特にお世話になったのはこの辺です。

実際のやり方や気をつけるポイントも教えてもらえるので動画はすごく役に立ちます。色々と参考にしながら取り敢えず以下のようなメニューから始めてみました。

一ヶ月目~
➀プッシュアップ(腕立て伏せ)10回✖3セット
②腹筋[クランチ・シットアップ・レッグレイズ]20回✖3セット
③背筋[バックエクステンション]20回✖3セット
④上腕筋[ダンベルカール]10回✖3セット
➄体幹[前腕プランク]30秒✖3セット

とにかくまともに腕立て伏せもできない状態からのスタートだったので、全身の大まかな筋肉を動かす基礎トレーニングのつもりで始めました。これを一日おきに2ヶ月やり続けて徐々にセット数を増やしていきました。これぐらいのメニューでも一時間ぐらいかかります。

2ヶ月目からはこれにスクワット50回✖4セットを加えたのですが、一回目の筋肉痛が尋常でなく立つことも座ることもできないぐらい酷くてびっくりしました。

現在は4ヶ月目に入り回数も増やし筋肉への負荷も大きめにしてしますが、ちょっと停滞気味なので順番を入れ替えたりしながらやっています。

筋トレを通して気付いたこと

・筋トレのダイエット効果

ネットで調べている中で筋トレはダイエット効果があるという記述をよく見かけました。簡単に言うと、筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり脂肪が燃焼されてダイエットになるということでしたが、筋肉自体の基礎代謝量はそんなに大きくないのでダイエット効果はないという意見もあったりしましたが、僕の実感として痩せはしないけど太りにくくなった感じがします。

僕はちょっと食べ過ぎるとすぐお腹周りに脂肪が付きやすかったのですが、年末年始の暴飲暴食にもほとんど体重は変わりませんでした。ただ付いてしまっている脂肪を落とすためには基礎代謝量を上げてもあまり効果はないようです。脂肪燃焼を促すためには筋トレとは別の有酸素運動が必要です。

・年を取ると筋肉がつきにくい?

医学的なことはよくわかりませんが、年をとっていても筋肉のつき方に変化はないのではないかと思います。筋肉は生きていく上で必要なものなので、体が必要だと感じれば発達します。筋肉は体にとって維持管理をしていく上で非常にコスパが悪いので、逆に必要性がなければすぐに退化させることで余分なカロリー消費を阻止しているのではないかと思われます。

実際に僕自身も本格的な運動経験はほとんどない上に、もうすぐ50歳になるので筋肉が付きにくいのではないかと思っていましたが、トレーニングをして二週間ぐらいで腕の力こぶがビックリするぐらい盛り上がってきたので、ちゃんとしたトレーニングをすれば体はそれなりの発達をするようにできているのではないかと思います。

・筋肉の万能感

あるブログで「筋肉がつくと相手より自分は強いのだという万能感が得られて自信が持てる」と書いてありました。多少重いものが持てるかな程度の今の僕ではそれほど自信は持てていませんが、筋トレは自分に苦痛や我慢を強いる行為です。誰しも辛いことや苦痛なことを進んでやろうとは思わないので、トレーニングを始めるときはちょっと億劫になってしまいます。

それでも数ヶ月トレーニングをやり続けることで僅かながらでも目に見える成果が出てくることでモチベーションを保つことができます。こういう苦しいことに自主的に取り組み、辛いことを享受して成果を手にするという経験を日常的にすることが自信へと繋がるのではないでしょうか。

・筋トレをするとモテる?

筋トレをするとテストステロンという男性ホルモンが分泌されるようになり、これが男らしさを醸し出してモテるらしいのですが、今のところモテた実績はないのでこれは眉唾なのかもしれません。

やはり脂肪でブヨブヨの体よりも引き締まった筋肉質の体はとても美しいです。どんなにトレーニングしてもイケメンにはなれませんが、体は美しく変化させることができるので僕もブラピみたいな“肉体”になれば、もしかしたらモテるかもしれません。

僕がモチベーションを上げるためにフォローしているインスタグラムアカウント

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まとめ

思い起こせば、僕の父親は自衛官だったので子供の頃の記憶では父親はかなりのマッチョマンでした。そういう父親への憧れが僕の深層心理に影響を与えたのか、常に筋肉への憧れを抱いてきました。

僕が思うに、今でこそ飽食の時代で肥満が日常的になっていますが、人類は常に飢餓や野生と戦い過酷なサバイバルを強いられてきたので肥満とは無縁の生活をしてきました。自分の力で生きていくためには心だけでなく体もマッチョでなければならなかったはずで、強い体を持つ者だけが生き残れる世界で生きてきたはずです。現代人が筋肉質な人間に憧れる背景にはそういう遺伝子に刻まれた記憶の影響もあるのかもしれません。

僕もいつまで続けるかわかりませんが、取り敢えずゴリマッチョな年金受給者を目指して頑張ろうと思います。

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