若山牧水キャラクターデザインに応募

オリジナル絵

宮崎県日向市にゆかりのある歌人の若山牧水をアピールするためのマスコットキャラクター公募に応募しました。先日、選考結果が発表され結果としてはダメでしたが、気づきもありました。

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キャラクター公募の種類

キャラクター公募にはモチーフが自由なものと、モチーフが指定されたデザイン公募があります。前者は市町村などのキャラクター公募の場合に多く、デザイン以外に何をモチーフにするのかという部分も含めての提案となります。モチーフ指定の公募は、官公庁や企業など特定のイメージを持っている場合に多いようです。

モチーフ指定の公募では猫や犬、車、本など、実在するものでキャラクターをデザインするように指定されます。モチーフの指定が無ければ、まずはモチーフを何にするのかをWebで情報収集して決めていきます。市町村のキャラクターであれば名産品や観光名所、その地特有の動植物などをモチーフにします。

モチーフが決まっているとキャラクター自体のデザイン勝負の傾向が強く、僕はどちらかといえばモチーフから決められる公募の方がいろいろ幅広く考えられるのでやりやすいです。

若山牧水キャラクター応募にあたって

今回応募したキャラ公募は、宮崎県日向市の教育委員会がご当地出身の歌人である若山牧水のキャラクターデザインを募集したものです。僕は若山牧水は名前は聞いたことはありましたが、日向市出身ということやどんな人物だったのかということはよく知りませんでした。キャラクターは、できるだけいろいろ調べなくてはデザインできないので、今回オフィシャルサイトを読み込んでみました。

若山牧水 -Official Web Site-

明治時代の文化人として、文学や恋愛などなかなか情熱的な人生を歩んだ人物だったらしく、こういうきっかけがなければ普段関心を持たないようなことに出会えるのもキャラクター公募の面白さのひとつです。

僕が提出したキャラクターは、牧水の人生でもっとも活気に満ち溢れ、創作活動や恋に燃えていた十代後半から二十代前半期頃の牧水をイメージしてキャラクターデザインしてみました。オフィシャルサイトなどで使われている写真イメージでのデザインは応募数も多いと読んで、あえて外して青年期でのデザインにしてみたのですが、結果として選考されたものを見ると写真イメージのキャラクター化が正解だったようです。

まとめ

今回は若山牧水というモチーフが決まっている公募でしたので、牧水をどういうキャラクターとしてデザイン提案するのかがポイントでした。僕は公募では、できるだけ他の人がやらないような、奇をてらう提案をするように心がけています。今のところ結果にはつながっていないので、もっと素直な発想をしたほうがいいのかもしれません。キャラクター公募はなかなか難しく奥深いものです。また頑張ります。

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