SUZURIでオリジナルグッズ販売

Tシャツ

オリジナルグッズを手軽に作れるサイト「SUZURI」に登録してショップを開設しました。

Shrimpgraphicのオリジナルグッズ・アイテム通販 ∞ SUZURI(スズリ)
公式アイテムの通販サイト「SUZURI」。Shrimpgraphicのオリジナルアイテム・グッズ販売中。オリジナルアイテム・グッズを在庫無しで1つから手軽に作成・販売できるサイト、SUZURI(スズリ)。自分だけのTシャツやスマホケースなどを簡単につくることができます。

オリジナルグッズは今までTシャツトリニティで作ったオリジナルTシャツだけでしたが、もうちょっとアイテムの種類を増やしたかったので、SUZURIではマグカップとトートバッグ、iPhoneケース、後は赤ちゃん用のロンパースとよだれかけなんかも作れちゃいます。

オリジナルグッズ作成の夢

以前働いていた会社のビルに『castanet(カスタネット)』というお店がありました。イラストレーターの方が運営していて「カスタネットちゃん」というオリジナルキャラをプリントした服やグッズなどを売っています。知る人ぞ知るというキャラクターショップです。

castanet
castanetは黄色のクマ

僕はまだイラストレーターとして活動をしていない時期でしたが、イラストレーター自信が自分のデザインしたオリジナルのキャラクターグッズを販売するということにすごく憧れを持っていました。

しかし、オリジナルグッズ作成には元手もかかりますし、売れなければ在庫を多数抱えることになります。オリジナルのキャラクターグッズ販売は、リスクが高く自分にはできないことだと思っていました。

ドロップシッピングサイトの登場

最近ではインターネットを使ったイラストで稼げる様々なサービスが登場しています。ドロップシッピングサイトもそのひとつです。

ドロップシッピングDrop Shipping)とはインターネット上における商品の広告または販売の一形態で、商品等をウェブサイトの閲覧者が購入した場合に商品の発送(場合によっては請求も含む)を販売したウェブサイトの提供者や広告者ではなく製造元や卸元が直接行う取引方法の名称である。

簡単に言うと、元手がかからず在庫も抱えることなく自分のお店が持てますよというサービスです。デザインデータをアップしておき、お客様から注文が入ってから商品作成をして発送されます。売上から原価と手数料を引いた金額がデザイナーの利益になります。

このシステムで運営されているサイトが「Tシャツトリニティ」や「SUZURI」などで、誰でも手軽にオリジナルグッズ販売ができるようになっています。

ドロップシッピングサイトの課題

時代の恩恵を受けて〝自分のオリジナルグッズを作る〟という夢は叶えることはできましたが、作ったからには売らなければ意味がないので次はいかに販売するかを考えます。

オリジナルグッズは客観的に見ると、一般的なお店に比べると価格帯が高めです。これはロット数の問題と、手数料や利益などのマージン幅の問題です。自分に入ってくる利益は調整できますが、僕は一点売れたらだいたい300~500円にしています。もっと低く設定すれば安く販売できますが、実際安くすれば売れるのかというのはよくわからない部分なので、今のところはこのあたりに設定しています。

そうなると販売価格はTシャツだと2500~3500円前後になりますが、ユニクロではプリントTシャツが1000円で買えるので、はっきり言ってしまえば、オリジナルグッズはかなり高いわけです。先ほど書いたcastanetではTシャツを約4000円で販売しています。

castanet shop
castanetは黄色のクマ

世界規模で店舗を展開して数万枚のロットで製造されている商品と数十から多くても数百枚単位の商品とではまったく比較にならないことはわかっていますが、購入する側からみればただのTシャツです。このTシャツにいくら払うのが妥当なのかを決めるのは、あくまでも購入者です。

castanetはオープンして20年も営業している人気のショップです。価格面で見るならば、大手衣料店にはとても太刀打ちできるようなものではありませんが、castanetに買い物に来る人はTシャツを買いに来ているのではなく〝カスタネットちゃん〟がプリントされたTシャツを欲して来店しているわけです。

ここにしかないものを

サイトで実際にオリジナルグッズを作って販売してみると面白いぐらい売れません。これに元手がかかってていれば明らかに赤字です。サイトでも販売促進としていろいろな特集やアピールをしていますが、物を売るためには告知が必要です。ましてや有名でもなく実績もないイラストレーターのグッズをわざわざ買いに来る人は皆無なのでSNSなどを活用した積極的なアピールは必要でしょう。

ただ、どんなにアピールをしたとしても価格の問題があります。無名イラストレーターのグッズをお世辞にも安いとはいえない金額で買ってもらうためにはそれなりのクォリティと他では手に入らないないという稀少性が必要になります。カスタネットちゃんグッズが欲しければ、castanetのショップに行くしかないように、僕のイラストグッズは僕のショップに行かなければ買えないのです。

まとめ

今年はグッズ販売に力を入れています。素材イラストであれば、必要としている誰かが素材を使ってくれますが、たぶん使う人にとっては描いているのが誰かはそんなに問題ではないはずです。しかし、オリジナルグッズとなれば誰の作品なのかというのがポイントになると思います。それなりのお金を払ってでも買いたくなるようなイラストグッズ作成というのは、かなり敷居が高く難しいものだと感じています。

オリジナリティとクォリティの高いグッズを揃えていって、「あのショップのグッズが欲しい」と思ってもらえるようになりたいと考えています。

Shrimpgraphicオリジナルグッズショップ[Tシャツトリニティ]

Shrimpgraphicオリジナルグッズショップ[suzuri]

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