僕はとても恥ずかしがり屋なので人前では踊れないのですが、踊っている人を見るのは大好きです。
音楽に合わせて体の動きだけで表現をするというのは、非常に原始的で美しいものだと思います。僕は普段ヘビメタばかり聴いていますがイラスト制作で煮詰まってくると、テンションを上げるために無性にダンス音楽が聴きたくなってきます。
今回はそんな時に見る僕のお気に入りのYoutubeのミュージックビデオをご紹介します。
The Chemical Brothers – Wide Open ft. Beck
ワンショットで撮影されたダンスにCGを合成するという、非常に手の混んだMVではありますが、美しい音楽とダンスが芸術的な世界観を作り出しています。ケミカル・ブラザーズは昔からクールでかっこいいMVを作りますね。
ケミカルの最近のお気に入りをもう一本紹介
Fatboy Slim – Weapon Of Choice
ケミカル・ブラザーズと共に僕の青春テクノユニットとして双璧を成しているのがファットボーイ・スリムです。ケミカル・ブラザーズがクール路線なのに対してちょっとファンキーでコミカルなのがファットボーイ・スリムの特長です。
ハリウッド映画の名優であるクリストファー・ウォーケンがノリノリで踊り狂うこのMVを初めて観た時は目が釘付けになったのを覚えています。所々代役が踊っているものの、大半は本人が踊っているようで、撮影当時で50代後半とは思えないキレのあるダンスですね。
フジファブリック – 銀河
これは辛いことがあると必ず見ちゃうMVのひとつ。
この世界観は色んなことを超越してしまっているので観ているうちに洗脳されていくというか、細かいことはどうでもよくなって何に悩んでいたのか忘れてしまうほどの中毒性があります。
ほんとに何なんでしょうかこのMV。
bonobos – Go Symphony!
サウンド、歌詞、MV全てが明るくポジティブな世界観で落ち込んでいる時よりイケイケの時に最適な一曲。ボノボはクールさの中にある飾らない雰囲気がとってもかっこよくでお気に入りのバンドです。このスーツすごく欲しいなあ。
MONDO GROSSO – ラビリンス
女優の満島ひかりをヴォーカルとして起用したモンドグロッソの一曲。
MVでは本人がワンショットで踊っています。最初このMVを観た時、新しい女性アーティストかと思っていたのですが調べてみるとNHKの連続テレビ小説にも出演された有名な女優さんらしくちょっと驚きました。
ぶっつけ本番の一発勝負で撮ったであろうMVなので踊りも即興ではないかと思われます。同じワンショットでも一本目に紹介したケミカル・ブラザーズのMVのような、指先の動きまで計算された踊りのような美しさとは違い、湧き上がる衝動に身を任せる計算できない美しさがあります。特に3:10からの約2分間のダンスは圧巻です。
Childish Gambino – This Is America
昨年Youtubeに電撃的にアップロードされてまたたく間に1億再生を超え様々な物議を呼んだこのMVですが、政治的メッセージは置いておくとして非常にかっこいいダンスMVです。
不安を煽るようなうねるベースラインと牧歌的なコーラス、躍動的なダンスが織りなすこのMVは、誰が観ても思わず横ノリで体が動いてしまうグルーヴ感があると思います。
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