リアル「求道くん」大谷翔平

大谷翔平似顔絵

2016年のペナントレースも終盤戦へと突入する中、北海道日本ハムファイターズは、首位ソフトバンクとのゲーム差を詰めて詰めてなんとか追いついた訳ですが、勝っても勝っても一向に追いつけない状況などを見ながらソフトバンクはどれだけ勝ちまくってきたのかということを実感しました。そこに追い付いてしまう日ハムも異常な訳で、これからの首位争いから目が離せません。

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二刀流というプロ野球の新たな地平

この異常な勝利の原動力となっているのが、大谷翔平選手です。投手と野手どちらもこなす“二刀流”が話題ですが、高校野球などでは投手で四番の選手はよく見ますが、プロの世界ではかなり稀です。特にDH制を導入しているパ・リーグでは、投手が打席に立つことは交流戦以外にはほぼありません。

たまにスポーツニュースでセ・リーグの投手がタイムリーを打って取り上げられたりしますが、ホームランを打とうものなら大騒ぎです。実際、投手も打席に立つセ・リーグで投手がホームランを打つことは年間でも一本あるかないかというのが現状です。

投手のシーズン本塁打記録
2014年8月29日の日本ハムロッテ戦において、日本ハムの大谷翔平選手は初回に石川投手から左翼スタンドへ8号2ランHRを放ち、規定投球回に到達した投手のシーズン本塁打記録を64年ぶりに更新しました。投手のシーズン本塁打記録(規定投球回以上)**位 2016年 大谷翔平(日本ハム)(規定投球回に3イニング不足)*1位 ...

大谷選手は二刀流なので、打席に立つ回数も違うので一概には比較できませんが、そもそも打てないのであれば投手に専念させられるはずなので、どちらもやっているということは、投打においてプロの一軍レベルを満たしているということなのでしょう。確かに天才的な打撃センスを持った選手や怪物的な投手などは今までにも多くいましたが、その両方を包括してしまう選手というのはいませんでした。大谷選手の登場によって、二刀流という選手の在り方が確立されれば、これからもそういう選手がどんどん出てくる可能性もあるのかもしれません。

二刀流のリスク

こういう規格外の選手はどうしても華々しい活躍に目が行きがちですが、投手と野手が完全に分業化しているプロ野球の世界では、トレーニングや練習もまったく別メニューだろうし、体に掛かる負担や疲労もかなりのものなのではないかと思います。若さもあるのでしょうが、それらの苦労も爽やかスマイルで乗り越えてしまう大谷選手は、日ハム優勝のキーマンどころか、かつてのダルビッシュ有のような御神体レベルの存在になりつつあるような気がします。

野手としての出場が増えれば、打席ではデッドボールや出塁時には相手選手との交錯など、ケガのリスクも高まります。長いシーズンをフル稼働すれば、どんな強靭な選手であっても故障を抱えてしまうので、ケガだけは本当に気をつけてもらいたいものです。

まとめ

ここ数年、日ハムはソフトバンクとの因縁が続いており、常に煮え湯を飲まされるような思いをしてきましたので、今年こそは何としてでもギャフンと言わせたいものです。現時点でもゲーム差-0.5で2位という訳のわからない状態にも、何があっても首位は渡さないというソフトバンクの執念のようなものを感じますし、ここまできて優勝できなければ、あの追い上げは何だったんだということにもなり、かなり心的ダメージの残るシーズンになってしまいます。

奇跡の逆転優勝のためにも「神様、仏様、大谷様」で、ここはひとつよろしくお願いします。

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