8月の三連休中に夕張川の支流である志幌加別川に釣りに行ってきました。前回の5月の釣行は、雪代が流れ込み濁りの厳しいコンディションの中での釣りでした。
今回はうって変わって渇水で川底が見えるほどで泳いでいる魚が見えるほどのクリアな状態での釣りでした。
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僕が毎回釣りに入る場所は同じなので、どのポイントで釣れるのかは大体把握していますが、これだけ水が少ないと今まで釣れていた所では釣れなくなってしまいます。
特に浅いところでは、魚からもこちらが見えるので警戒されてしまいなかなか餌に喰いついてくれませんでした。渓流釣りの基本である下流から身を潜めつつ静かに釣り登っていくと
一匹目のヒットはヤマメかなと思いましたが、10センチほどの子供のニジマスが釣れました。川底が見えるほどクリアなので魚の動きや喰いつくところも見えます。餌を流すと数匹が寄ってきますがそのままスルーされてしまいます。底が見えないぐらい水が多い時には入れ食いでしたが、渇水状態になると魚の警戒心も高くなります。
仕掛けはいつもどおりの構成で餌もブドウ虫のレギュラーサイズを使用しました。
30センチサイズのニジマス
渇水状態でも深場や魚の隠れることのできるポイントが点在しているのでそこを狙っていきます。ニジマスは基本的に底に貼り付くようにして泳いで捕食しているので、餌を沈めるように流していきます。
砂防ブロックの際がちょっとした滝のようになってプール状になっているポイントでは一投目に強烈な引き込みとともに大きな魚影が走りました。今回の仕掛けでは30センチを超えるニジマスだと引き上げるのは難しいので、しばらく走らせて疲れたタイミングで岸に寄せたところを息子に掴み上げてもらいました。パニック状態だったので写真撮影することはできませんでした。その後もこのポイントでしばらく粘り数匹の中型ニジマスを釣り上げて終了しました。
帰ってからサイズを測るとジャスト30センチの立派なニジマスでヒレも大きくしっかりとした肉付きをしていました。針を飲みこんでしまった15センチサイズの一匹も持ち帰りました。この日は庭でバーベキューをしたので塩焼きにして食べました。ニジマスはクセのない淡白な味で他の食材と合わせた料理素材にしたり燻製にしたりしてみたいです。
まとめ
渇水状態の志幌加別川では、魚は水の溜まった深場に集まるので釣れるポイントは少なくなります。今までは他の釣り人を見かけませんでしたが、今回は川沿いに足跡があり意外に釣り人が入っているのかもしれません。渇水状態で釣り人も頻繁に入ると魚も警戒心が強くなりなかなか餌を食わなくなります。
今回の釣りでも魚は泳いでいるのは見えるけれど餌に反応しないことが多くありました。次回は今まで入ったことのない新しいポイントを探してみようかと考えています。この水系にはおそらく40〜50センチクラスのニジマスもいるのではないかと思うので狙っていきたいです。
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